海外経済 投資

【短信】原油安がもたらす新興国市場のチャンス:マーク・モビアス
2020年3月12日

新興国市場投資の大ベテラン マーク・モビアス氏が、ロングを増やしていると明かし、投資のアイデアを1つ披露している。


私は買っている。
今わが社の投資信託で買い増している。
適正な価格であることを願っている。

モビアス氏が10日CNBCで、米市場が急落した9日から買い始めたことを明かした。
足元の戦略は「地固め」だといい、手持ちの素晴らしくないものを売り、良く見えるものを買っているのだという。
銘柄を入れ替えつつ、ロングを増やしているということだろう。

「買いの方向のチャンスだと感じている。
もちろん早すぎる可能性もあるし、以前そうだったこともある。
でも、いくらか投資し、もしも市場が下がれば下がるごとにいくらか投資するのには意味がある。」

下がったら買う、銘柄を選別した上での逆張り投資に取り組んでいるのだ。

モビアス氏は、原油安にもチャンスを見出している。
原油安を悲しむのは産油国だけだ。
消費国はむしろ喜ぶべきなのだ。

原油安のインパクトに着目するなら、韓国、インド、南アフリカ、トルコ、インドネシアを見るべきだ。
これらの国は、GDPの3-5%も原油を輸入している。

こうした石油輸入国に与えられる恩恵は低廉なエネルギー価格だけではないと、モビアス氏は言う。
安いエネルギー価格が物価全般の上昇を抑制し、これが金融政策にも影響を及ぼすと指摘する。

こららの国では中央銀行が米国にならって利下げできる。・・・
小売物価が下がれば、人々の購買意欲が増し、これら経済の回復につながる。
一晩で起こることではないが、今後数か月で進むだろう。


-海外経済, 投資
-, , ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 その他利用規約をご覧ください。