海外経済 投資

【短信】前にもあった、驚かない:ロバート・シラー
2020年5月28日

2013年資産価格の実証的研究でノーベル賞を受賞したロバート・シラー教授が、最悪の経済と好調な市場のギャップについてコメントしている。


いつも(市場には)複数のナラティブが存在する。

シラー教授がBloombergから現在の市場のナラティブを尋ねられ答えた。
・ウィルス治療の開発
・2018年暮れと同様のV字回復
・FOMO(取り残される不安)
・大統領の動向

以前、シラー教授はトランプ大統領のもたらしたナラティブが経済・市場にプラスに働くと説明していた。
しかし、今回は「どちらに転ぶかわからない」と評している。
トランプ大統領が人々に散財を促す効果に陰りが見えるということなのだろう。

キャスターは、どうやら経済のファンダメンタルズに対して株価が高すぎるとシラー教授に言わせたかったようだ。
シラー教授の答は淡々としたものだった。
市場と経済の間には弱い関係しかなく、市場が独り歩きするというのが歴史のほとんどで見られた現実だという。
現実をあるがままに受け入れてきた教授ならではの達観だ。

株式市場と経済が別々の動きをしても驚くことではない。
前にも何度もあったことだ。


-海外経済, 投資
-, ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。