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【短信】傷を浅くするためのセクター・銘柄選び:デニス・ガートマン
2021年12月8日

デニス・ガートマン氏は米国株市場が弱気相場入りしたとして、エクスポージャーの縮小のほか、セクター・銘柄の入れ換えを奨めている。


市場は劇的に上方に伸びきった状態になっている。
信用取引の利用は前例のない水準で、PERも信じられないほど伸びきっている。
バフェット氏・マンガー氏でさえ株式市場がドットコム時代以来の割高だと信じている。

ガートマン氏がBloombergで、米国株市場が買われすぎていると指摘した。
同氏は米市場の弱気相場が始まったと考えている。
材料はファンダメンタルズだけでなくテクニカル面にも出ているという。

「2週間前とても重要なテクニカルのシグナルがNASDAQとS&P 500に出た。
テクニカル分析で週足でのアウトサイド・リバーサルと呼ばれるとても珍しいものだ。・・・
過去これが起こった時にはとても注意が必要だった。」

ガートマン氏は債券・株式の見通しを語る:

  • 米国債: 横ばい。長期金利は今後数年で2-3%に。
  • 米国株: すでにトレンドは下落トレンドであり、6か月から1年ほど下がる。

弱気予想のガートマン氏は「来年にかけての勝者は、損が一番少なかった人になる」と言う。
市場全体が下がることを前提にしているのだ。
その中でどう傷を浅く済ませるかの戦いになるという。

ガートマン氏は自身のエクスポージャーをすでに「劇的に減らした」と明かす。
また、アクロン大学寄付基金の委員長として、この1-2週のうちに同基金の株式ポートフォリオを9-10%縮小するよう委員会で決議したという。

ガートマン氏は、株式市場に残る際のセクター戦略について語っている。
傷を浅く済ませるための戦略だ。

老舗、配当のある工業株で、30-50年の歴史がある銘柄を物色しろ。
キャシー・ウッズたちが持っているハイテク株は避けろ。
これらは今苦境にあり、今後数か月もっと苦境になる。


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