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グッゲンハイム スコット・マイナード 【短信】債券はいくらでも生み出せる:グッゲンハイム

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、債券に弱気、株式や金・銀に強気ととれるツイートをしている。


1月は、戦争のごたごたがなくとも、(米)株式が押し戻されるのが通常だ。
しかし、利回りの低下を含むプラスの季節要因によって、株価倍率拡大が春の終わりまで株を押し上げる可能性がある。

マイナード氏が6日ツイートした。
かつては今年前半にも景気後退入りがありうるとしていたグッゲンハイムだが、今では景気や相場の強さを認めている。
慎重派のマイナード氏もとりあえず「春の終わり」までの株価上昇の可能性を認めたのだ。

マイナード氏はこの日、興味深い比較をしている。
同氏が本業とする債券と貴金属の比較だ。

テクニカル要因は銀価格について22ドルを支持している。
20ドルを上抜ければ、最近の高値までの上昇を始めるだろう。
債券はいくらでも発行できるが、金・銀は限られている。

銀先物価格
銀先物価格

マイナード氏が言及した「最近の高値」がどの時点を指したかは不明だ。
2016年の高値は21ドルあたりだったから、それでは20ドルから近すぎる。
その前となると相当に高い水準になっていく。

マイナード氏が言いたかったのは、貴金属には希少価値が主張しうるということだろう。
一方、債券は、特に低金利が続くのなら、いくらでも発行され、増える可能性がある。
希少価値がないものは、需給が悪化に転じるような時期がくるなら、価格下落が大きくなりがちだ。
言い換えれば、利回りが大幅に上昇しうる状況にあるということだろう。

銀の2011年の高値を実現させたのは何か。
FRBがQEを実施し、通貨への信頼が揺らいだ局面だった。
FRBは、昨年9月のレポ金利急騰を受けて、すでにバランスシートの再拡大を開始している。
これが再び貴金属相場を押し上げるナラティブを強めるのだろうか。


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