投資

ハワード・マークス 【短信】リスクテイクを増やすべきでない:ハワード・マークス
2020年11月20日

オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏が、ディストレスト債について慎重なスタンスを明らかにした。


楽観の水準が高い時には通常、失望の余地が増えるものだ。・・・
低リターンの世界で高リターンを達成する主な方法はリスクテイクを増やすこと。
現在の状況はリスクテイクを増やすべきものではない。

マークス氏がBloombergのインタビューで、ディストレスト債に対して慎重な見方を示した。
プライシングがパンデミック前の水準に戻ったため、投資妙味がないと判断しているようだ。

同氏は以前から、現状の市場ではリスクに見合うリターンがとりにくくなっていると話していた。
今回は、価格が高値圏にあるとの推測も語っている。

「おそらく私たちは天上の領域にある。・・・
とても大きなリバウンドだった。」

マークス氏は、多くのリスク資産が底を打った3月下旬、大底を待つ必要はないとして、いくらか買うべきと発信した。
転換点を言い当てることはできないが、経済的価値より市場価格が下がれば買うべきとの考えだった。

「市場心理を予想しようとすれば問題を抱えることになる。」

マークス氏は今回もマーケット・タイミングを試みるつもりはない。
市場では「買いの圧力が強」く「チャンスは中程度」としながらも、慎重なスタンスを崩さない。
投資には規律が必要と考えるからだ。

チャンスがあれば良い投資をしないといけないが、わが社の規律を守り深追いしないことも必要だ。


-投資
-

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。