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ハワード・マークス 【短信】マネーの洪水のマイナス:ハワード・マークス
2020年4月8日

ハワード・マークス氏のXP Investimentosインタビュー第3弾: コロナ・ショック対策のための金融・財政政策がもたらす変化について予想している。


「本当の問題は、政府が(家計)支援を続けるのかだ。
私は続けると想定している。」

トランプ政権による家計への現金給付について尋ねられ、マークス氏は、十分な金額の給付が必要になると話した。
そして、FRBと財務省が「経済を支えるため考えうるすべてのことをする」と表明していることを挙げ、給付が当面継続すると予想している。

次の問題は、このマネーの洪水から何かマイナスの効果が生まれないかということ。
しかし、しばらくは米国は支援金の配分を続けると思う。

この時マークス氏はこれ以上話を進めなかった。
当然この先の展開を聞きたい人が出てくる。
マネーの洪水は何を引き起こすのか。
質問に対して、マークス氏は1つ前置きをした。

「私は、私たちが遭遇したことのないものについて、強い意見を持たないよう心掛けている。」

ゆうに半世紀を超えるキャリアのマークス氏をしても、現状は未踏の地なのだ。
いつものように、わからないことはわからないと認めようという態度だろう。
その一方で、当然予想されることも話している。

もちろん私たちの心配は・・・これがハイパーインフレ、ドルの価値の下落のの時代につながらないかということだ。
これは、特に今のように世界の生産システムが制限されている時期には大きな心配だと思う。
世界経済が人々が買いたいものを生産できない時を供給ショックと呼び、供給ショックがありマネーの雨が降る時、インフレ上昇の可能性があると考えている。


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