オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏のコンファレンスでの話をBloombergが要約して伝えている。
「すべては価格次第だ。
また、売買によって儲けるのでなく、保有することで儲けることを理解することが大切だ。
より多くより早く投資し、複利の魔法が効くのに任せないといけない。」
マークス氏が持論を繰り返している。
(理想的には安く買って)買った後にはやたらとポートフォリオをいじってはいけないという。
「高すぎるところで買うのは必ずしも大罪ではなく、底値で売ることが大罪だ」と話している。
山谷あっても上昇を続けてきた米市場では、まさにそのとおりなのだろう。
マークス氏は、ボーナスの投資先について個人投資家にアドバイスしている。
基本の推奨は
手の込んだのがいやならば、S&P 500インデックスファンドにすべて投資し、目をつむれ。
さらに、他の可能性をいくつか示した。
- 変動金利の債務: インフレ上昇を予想する場合。
- 不動産: 家賃の引き上げができる物件。
- 個別株式: 「テックやマーケティング革新の会社で、インフレを転嫁できる、インフレより速く成長できる会社。」ただし高く付く。
インフレや金利の上昇を強く意識した推奨になっている。