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【短信】ブラジル・インド・台湾に関心:マーク・モビアス
2022年4月13日

新興国市場投資の大ベテラン マーク・モビアス氏は、最も関心を持っている市場としてインド・ブラジル・台湾を挙げている。


概して(中国に対し)強気だ。
政府は市場を押し上げる決心をしている。・・・
より重要なのは、経済を支えるために金利を引き下げている点だ。

モビアス氏がCNBCで、中国に対して「比較的強気」であると話した。
強気と見る一方で、大型株の下落、ロシアとの関係などが重しになっている点も認めている。

モビアス氏は、米国株から新興国市場株にシフトすべきか尋ねられている。

私は世界、特に新興国市場で操業する米企業の株を売って他に移そうとは思わない。
多くの米国株は新興国市場株とみなせる。
売上の大きな部分をインド・中国・南アフリカ・南米などで上げているからだ。

これは新興国市場への投資を考える上でとても重要な視点だろう。
きちんと調査・研究を尽くせる投資家は覚悟を決めて浮き沈みの大きい新興国市場に投資できるのかもしれない。
しかし、覚悟を決めて長期投資をしても、長い間に大きく変化しうるのが新興国市場だ。
だからこそ魅力があり、だからこそリスクもある。

一方、新興国市場経済へのエクスポージャーのある先進国市場株は、新興国市場の成長をある程度取り込んでいる。
それこそ先進国の企業が新興国市場に進出する1つの目的だ。
米企業であれ、日本企業であれ、新興国市場へ進出しているなら、ある程度新興国市場のリターンとリスクを取り込んでいる。
そうして成功している企業の株に投資するなら、ある意味、事業を熟知する先進国企業に投資判断を委ねているといえるかもしれない。

モビアス氏は、関心を持っている市場として、ブラジル・インド・台湾を挙げた。
これらが現在「最高のバーゲン、最高の成長見込み」になっているという。

インドはエネルギー輸入国であり不利ではないかと問われると、モビアス氏はいたずらっぽく笑いながら答えている。

「インドのエネルギー市場の最大の部分は石炭、汚い石炭だ。・・・
だから、原油輸入に依存していない。」


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