グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、ビットコインに400,000ドルの評価を与え、Bloombergを驚かせた。
明らかにビットコイン、わが社のビットコインへの関心はFRBの政策や横行する貨幣増発と関係したものだ。
マイナード氏がBloombergで、自社のマクロ・ファンドに10%までビットコインを配分しようとする意図について説明した。
要は、法定通貨の価値低下に対する1つの対策らしい。
まだ、規制上の手続きが済んでいないというが、かなりの本気度を感じさせる話し方だ。
10%というのも、上限ではあるが、それなりに大きな数字といえよう。
「ビットコインが10,000ドルの時にビットコインに配分し始めようとの意思決定を行った。
現状の20,000ドル近い価格だと少しやりずらい。
とても短期間にこんなに大きく上昇したのは驚きだ。」
債券投資家からすれば、驚くような上昇であったに違いない。
しかも、ビットコインへの投資の意思が本気なら、大きな上昇を見逃したことになる。
ところが、マイナード氏はそういう素振りを見せない。
先はもっと長いと考えているようだ、。
私たちの基礎的な研究では、ビットコインには400,000ドルの価値があるはずと出ている。
今買うことができるとしても、市場を観察し、バリュエーションによってどうトレードされるかを見て、最終的に買うだろう。
つい最近20,000ドルを超えたと騒いだばかり。
キャスターに「ワオ」と叫ばせるほどの評価額だ。
ビットコインが対ドルでさらに20倍前後になる。
極端な予想を好むマイナード氏らしいともいえるが、どこまで信じてよいものか。
仮に本当に20倍になるのなら、資産の1%を配分するだけでも悪くないリターンだ。
全損を覚悟して買う価値はあるかもしれない。
これを信じるか否かは、マイナード氏が400,000ドルと計算したロジックによるはずだ。
GDPと比べたパーセンテージから見て、希少性や金のようなものとの相対的なバリュエーションに基づくものだ。
ビットコインは金の特徴の多くを持っており、同時に取引に用いる上で稀有な価値を有している。
債券投資家がビットコインに強気。
面白い相場になってきた。
音楽がいつまで鳴り続けるのか、聞き逃すことのないようにしたい。