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【短信】バブルの所在、割安な資産クラス:ジム・ロジャーズ
2021年9月2日

ジム・ロジャーズ氏が、多くの資産クラスで進んだ価格上昇の要因を指摘し、バブルの所在、バブルでない資産をリスト・アップしている。


世界中で中央銀行と政府が貨幣を発行し莫大な借金をしている。
こんなに短い期間でこうなるなんて世界の歴史でなかったことだ。・・・
歴史が教えるのは、莫大なお金が価格上昇につながるということ。・・・
現在は、好むと好まざるとにかかわらず、中央銀行のお金によるものだ。
私はそれが嫌だ。

ロジャーズ氏がS&P Globalのインタビューで、政策のもたらす資産価格上昇への嫌悪感を示している。
日頃から自由な市場を好む同氏だから意外ではないが、こう率直に好悪を述べ、それが掲載されるのは微笑ましい。

以下、発言の注目点:

  • 原油: 悪い材料出尽くしで上昇へ。
  • 水素: インフラと価格が課題。
  • EV: ニッケル、リチウム、銅が人気に。
  • 炭素市場: 有望。
  • 中国: 一本調子ではないが成長は続く。
  • 米ドル: すぐに基軸通貨の地位を失うことはないが、「近い将来何かが変化する」。
    多額のドルを保有しているが、どこかで売る。
  • ビットコイン: とても懐疑的。

最後にロジャーズ氏は、バブルの所在とそうでない場所を語っている。
バブルが発生しているのは債券、多くの国・地域の不動産、株式市場の一部。
そうでないのがコモディティ市場だ。

私がまだ安いと見るのがコモディティだ。
銀は史上最高値から50%下、砂糖は70%下、原油は50%下と、バブルじゃない。
コモディティは最も割安な資産だ。
私は農業に投資したい。


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