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【短信】バフェット氏は円債発行で商社を買い増し??

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが再び円債を発行するとの報道から、商社株に関心が集まっている。


バークシャーが円建て社債の発行のため需要調査を始めたとBloombergが報じた。
主幹事はバンカメ、JPモルガン、みずほが務め、発行条件は8日に決まる予定だという。
償還期限5、10、15、20年の4本立てでの発行を予定している。

この動きが、バークシャーによる大手商社への投資との関係で関心を集めている。
これまでの経緯を振り返ると

  • 2019年9月: 5-30年の6本立てで4,300億円の円債を発行。
  • 2020年4月: 3-40年の7本立てで1,955億円の円債を発行。
  • 2020年8月: 12か月かけて日本の大手商社5社に投資したと公表。
    持分比率は5%を超える水準で、投資金額は円債残高と似た水準と見られる。
    長期投資を意図し、場合によっては9.9%を上限に買い増す意向。
  • 2021年2月: 株主向け書簡の中で、2020年末の大口投資先の中で伊藤忠を開示。
    持分割合は5.1%とされていた。

そして今回の円債による調達だ。
この使い道が注目を浴びることになろう。
ポイントは2点:

  • 商社5社への追加投資はあるのか?
    当初提出された大量保有報告書について変更報告書は提出されていない。
  • 金利・為替に対する見方によるものか?
    円安ドル高または日米金利差拡大を見込んだものか。

当分、市場の注目を集めるのだろう。


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