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【短信】ハッピーエンド確率は10-15%に:ローレンス・サマーズ

ローレンス・サマーズ元財務長官が、以前から想定していた米経済の3シナリオの実現確率について、悲観的な方向へ下方修正している。


オッズは私が考えていたより悪い結末の方、インフレの方に少し傾いた。
理由は、インフレ率が上昇し、市場がより脆弱になり、10か月前に私が考えていたよりFRBが後手に回ったことだ。

サマーズ氏がBloombergで、米経済の先行きシナリオが悪い方向に向かっていると指摘した。

サマーズ氏は3月インフレについての3つのシナリオが1/3ずつの確率で起こりうると話していた:

  • インフレが起こらず高成長
  • インフレ昂進とスタグフレーション
  • 金融引き締めによる景気鈍化

これらのシナリオについて、今回は次のように実現確率を変更している:

不幸なことに、うまくいく確率は10-15%まで大きく低下したようだ。
天井知らずのインフレになるかどうかはわからないが、しばらく2%目標をゆうに超えるインフレとなる確率は50-55%ほどもあるだろう。
インフレを制御しようとするがうまくいかず、経済が望むより停滞してしまう確率は30-35%だろう。


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