海外経済 投資

【短信】ドル高を見込む理由はない:ゴールドマン

ゴールドマン・サックスのカマクシャ・トリベディ氏らは、米ドルについて継続的上昇を見込む理由はないと分析している。


ドルの持続的上昇を示す根拠は見当たらない。

ゴールドマンのトリベディ氏らのレポートをBloombergが伝えている。

ドルの実効為替レート
ドルの実効為替レート

米ドル相場については、パンデミックへの対応のための大規模な財政・金融政策の後、ドル安ストーリーが語られてきた。
しかし、経済再開が始まるとともに、旗色は変化している。
経済が強まり、インフレが高まれば、金融政策正常化が近づく。
その第一歩となるテーパリングは年内にも開始される可能性がある。
こうした見方から、ドル高を予想する人がむしろ多数派になってきた。

こんな中、ゴールドマンはドル高を予想していない。

米経済は、財政政策による刺激がマイナスに転じるにしたがい鈍化するはずだ。
インフレが低下することで、FRBは長期間にわたって現状維持を続けることができるだろう。

財政刺激策が峠を越し、その効果が低減していくにつれ、経済は鈍化するとの読みだ。
同時にインフレもある程度沈静化し、FRBが金融緩和を長く続けると見ているのだ。

こうした読みは当然ながら他のリスク資産にも影響を及ぼすものだろう。


-海外経済, 投資
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。