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【短信】ドル円為替相場と為替介入ライン:榊原英資教授
2019年2月2日

ミスター円こと青山学院大学 榊原英資教授が、米ドル/円相場と為替介入ラインについてコメントしている。
米経済が減速し、FRBの引き締め姿勢が弱まれば、ドル円相場は円高方向に向かうだろうという。


「FRBは15年末から追加利上げを続けてきたが、その路線が転機を迎えつつある・・・
米国経済が減速し、利上げ回数を減らすとなると、従来のドル高円安から、ドル安円高に転換する可能性が高い。」

榊原教授がSankeiBizへの寄稿で、今回のFRBの利上げサイクルが転機を迎えつつあると予想した。
米景気拡大を背景とした日米金利差拡大を手掛かりに進んできたドル高円安が反転しつつある。
FRBが利上げを停止し、米長期金利も低下傾向となれば、ドルに向かっていた資金フローの勢いも鈍化する。

「レンジが105~110円に変化していく可能性が高い。
19年が予測されたような推移になってくると、さらに1ドル=100円をうかがう展開になってくることも十分考えられるのだろう。」

1990年代半ばの急激な円高局面に日米協調介入をまとめ上げた榊原教授は、為替介入のラインについても話している。

「米トランプ政権がドル安政策を指向していることを考えると、100円前後での為替介入は難しいと思われるので、市場の動向に任せるしかないということだ。」

榊原教授は、1ドル80-90円までいかなければ日本経済にとって大きな懸念にはならないとコメントしている。


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