アパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏が、CNBCに現在の市場の見方を語り、最近の投資先について明かしている。
今はそんなに複雑じゃない。
もうQEの時代じゃなくて、QTの時代なんだ。
Hedge fund legend David Tepper's latest on-the-record remarks raise questions about "exactly how much of a haircut you might have to give to equity valuations" based on yields, says @michaelsantoli. pic.twitter.com/8bbmpVBqyz
— CNBC's Closing Bell (@CNBCClosingBell) September 29, 2023
テッパー氏との9月29日の会話の内容をCNBCキャスターが伝えた。
テッパー氏は、2009年からの米市場の長期上昇を的確に予想し、その後の歴史的な強気相場は《テッパー・ラリー》と呼ばれている。
今は金利上昇の環境にあり、前と同じ株価倍率はありえない。
悪いのではなく、違うだけだ。
ただ、違う環境なんだ。
テッパー氏の最近の投資は金利6%の6か月ものCDだという。
いわゆる《現金》に置いておいたというわけだ。
一方、既存のポートフォリオの中身は売却していないという。
リスク・オフはしないが、ドライ・パウダーも用意している、といったところだろうか。