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【短信】デビッド・テッパーの最近の投資先

アパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏が、CNBCに現在の市場の見方を語り、最近の投資先について明かしている。


今はそんなに複雑じゃない。
もうQEの時代じゃなくて、QTの時代なんだ。

テッパー氏との9月29日の会話の内容をCNBCキャスターが伝えた。
テッパー氏は、2009年からの米市場の長期上昇を的確に予想し、その後の歴史的な強気相場は《テッパー・ラリー》と呼ばれている。

今は金利上昇の環境にあり、前と同じ株価倍率はありえない。
悪いのではなく、違うだけだ。
ただ、違う環境なんだ。

テッパー氏の最近の投資は金利6%の6か月ものCDだという。
いわゆる《現金》に置いておいたというわけだ。
一方、既存のポートフォリオの中身は売却していないという。
リスク・オフはしないが、ドライ・パウダーも用意している、といったところだろうか。


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