【短信】ジム・ロジャーズ:戦争ならコモディティと軍事産業

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ジム・ロジャーズ氏が、緊張の度を増す北朝鮮の動向についてコメントした。
米国が北朝鮮を攻撃するようなら、中露が北朝鮮の支持に回るだろうと予想した。


「戦争になれば、石油や銅などあらゆる商品価格が上昇し、日米韓の軍事関連産業はもうかるだろう。」

ロジャーズ氏は日経QUICKニュース社に、米朝緊張が戦争に発展した場合の市場へのインプリケーションを語った。
戦争になればほとんどの国民にとって不利益になるとしながらも、金融商品の中には上昇するものもあるという。

以前から北朝鮮を新たな投資のフロンティアとして期待を寄せていたロジャーズ氏。
今は法律上投資できないが、朝鮮半島が統一されれば新たな有望な投資先になると話していた。
そうしたロジャーズ氏にとって、今回の北朝鮮の挑発的行動は失望を誘ったはずだ。
実際、ロジャーズ氏は3日の北朝鮮による核実験について「市場にとって深刻な事態だ」と語っている。


ロジャーズ氏によれば、軍事衝突に発展するかどうかはトランプ大統領次第だという。
仮に米国が北朝鮮を攻撃するようなことになれば、中露は北朝鮮支持に回ると予想した。
そうなれば、世界の外交・経済は一気に不安定化し、旧東西対立の構図が復活しかねない。
戦争の長期化さえ心配される状況になる。

「衝突が短期間で終われば株価はすぐに回復するだろう。
しかし、戦争が長引けば株価は下落し続ける。」

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