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【短信】ジェレミー・シーゲル教授からのハッピィクリスマス
2021年12月24日

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授は今年も強気相場予想で年を終えそうだ。
ロングで待っている強気投資家は教授のお言葉でしばし幸福に浸ろう。


(来年は)今年ほどには良くないだろう。
S&P 500でおそらくリターンは10%前後となろう。

シーゲル教授がCNBCで、来年も米国株の強気相場が続くと予想した。
金融引き締めによりペースは鈍化するが、それでも投資家は株式を選択するという。

今回の発言には目新しい話はなかった。
(いずれも過去の記事で取り上げた内容なので、詳しい趣旨は過去の記事を参照されるとよいかもしれない。)
定点観測のために列挙だけしておく。

  • 来年も5-6%のインフレを予想。
    高インフレで債券・現金は最悪、実物資産が求められる。
  • 企業の利益は良好。
  • 市場予想より利上げは急ピッチになるだろう。
    FF金利は2%へ(25 bp x 8回)。
    ドットプロットが示す0.90%では信用拡大・需要・インフレ圧力を止められない。
  • 長期金利はあまり上がらず、2022年中または23年初めにイールドカーブは長短逆転。
  • 財政刺激策が縮小に向かうのは逆風だが、まだみんな手元資金が積み上がっている。

今回唯一新しいのは、2022年について主要予想数字を列挙した点だ:

信じるかどうかわからないが、長期債利回りは2%にとどまり、短期金利も2%、インフレは5%、企業利益は5-10%上昇するとすれば、どこに投資したい?
8回も利上げすると言えば、怖いのはわかる。
私は年を取っているから2%のFF金利は『なんて低いんだ』と感じてしまう。


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