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【短信】ウォーレン・バフェット氏が円債発行の準備に
2022年1月5日

Bloombergが消息筋の話として、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイによる円債発行の意向を報じている。


すでに複数の金融機関に需要調査等を依頼したようだ。
バークシャーは2019、20、21年に日本のソブリンより高い格付を生かし円債を発行している。
2020年には日本の総合商社5社への出資で日本市場を驚かせた。

今回の報道は、いくつか憶測を呼ぶことになろう。
1つ目のポイントは、日米の実質金利だ。
現在、10年ものでも米国の方が低くなっている。
このタイミングでの円債発行は、単純に実質ベースでの低利を求めたというわけではなさそうだ。

もう1つのポイントは、円債で調達し、円投資をするのではないかという憶測が起こりうることだ。
実際、2019-20年の調達にはそうした意味合いがあったかもしれない。
ただし、2021年の調達にともなって大型投資があったようには見えないから、単純に調達に継続性を持たせるためかもしれない。
日本の投資家に同社の円債のファンを作っていこうという意図かもしれない。
もっとも、夢を追いたがる人たちは、このニュースでしばらく根拠のないお祭り騒ぎをするかもしれない。

さて、バフェット氏の相棒、チャーリー・マンガー氏についても1つニュースが聞こえている。
会長を務めるデイリー・ジャーナルが中国アリババ・グループへのエクスポージャーを2倍に増やしたのだ。
同氏が中国を称賛してきたこと、米国債に魅力がないと考えていることは既出のとおり。


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