投資 企業

【短信】ウィワークは株・債権ともゼロになりうる:ビル・アックマン
2019年11月3日

パーシング・スクウェア・キャピタル・マネジメントのビル・アックマン氏が、ウィワーク破綻の可能性に言及し、債権・株式ともに無価値になる可能性さえあると語っている。


ウィワークは、債権とともに株式が無価値になる確率がかなり高いと考えている。

アックマン氏のあるコンファレンスでの発言をCity A.M.が伝えている。
同氏は金融支援後でもウィワークのレバレッジがまだ高い水準にあることを問題視している。

ソフトバンクGが金融支援をし経営権を取得することで、資金繰り懸念も一服したと思われたウィワークだが、市場の関心は依然として高いようだ。
ソフトバンクGのウィワークへの投資は、今回の混乱の前に100億ドル、今回の支援で95億ドルとされる。
アックマン氏のいうように債権・株式ともに無価値となるようなことになれば、ソフトバンクGへの影響も小さくはないだろう。
1月には470億ドルとされていたウィワークの時価総額は今回の救済では80億ドルまで下がった。

アックマン氏は、今回のソフトバンクGの対応に疑問を呈す。

損を取り返すために追い銭をするなというが、私には、今回のことが、損を取り返すために追い銭したように見える。
ソフトバンクGはあきらめるべきだった。

ウィワークでは、シェアオフィス事業だけでなく、例えばゲーム開発に至るまで、手広く楽しく事業開発が進められていたようだ。
同社のキャッシュ・バナーとしての性格はこうした点に象徴されている。
格付会社フィッチによれば、第3四半期だけで10億ドルのキャッシュが《火の中に投じられた》という。
記事の書きぶりでは、今回の救済資金は「実質的に必要最小限」であり、今後さらに資金が必要になる可能性が示唆されている。


-投資, 企業
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 その他利用規約をご覧ください。