【短信】ウィワークは株・債権ともゼロになりうる:ビル・アックマン

パーシング・スクウェア・キャピタル・マネジメントのビル・アックマン氏が、ウィワーク破綻の可能性に言及し、債権・株式ともに無価値になる可能性さえあると語っている。


ウィワークは、債権とともに株式が無価値になる確率がかなり高いと考えている。

アックマン氏のあるコンファレンスでの発言をCity A.M.が伝えている。
同氏は金融支援後でもウィワークのレバレッジがまだ高い水準にあることを問題視している。

ソフトバンクGが金融支援をし経営権を取得することで、資金繰り懸念も一服したと思われたウィワークだが、市場の関心は依然として高いようだ。
ソフトバンクGのウィワークへの投資は、今回の混乱の前に100億ドル、今回の支援で95億ドルとされる。
アックマン氏のいうように債権・株式ともに無価値となるようなことになれば、ソフトバンクGへの影響も小さくはないだろう。
1月には470億ドルとされていたウィワークの時価総額は今回の救済では80億ドルまで下がった。


アックマン氏は、今回のソフトバンクGの対応に疑問を呈す。

損を取り返すために追い銭をするなというが、私には、今回のことが、損を取り返すために追い銭したように見える。
ソフトバンクGはあきらめるべきだった。

ウィワークでは、シェアオフィス事業だけでなく、例えばゲーム開発に至るまで、手広く楽しく事業開発が進められていたようだ。
同社のキャッシュ・バナーとしての性格はこうした点に象徴されている。
格付会社フィッチによれば、第3四半期だけで10億ドルのキャッシュが《火の中に投じられた》という。
記事の書きぶりでは、今回の救済資金は「実質的に必要最小限」であり、今後さらに資金が必要になる可能性が示唆されている。


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