ケネス・ロゴフ ハーバード大学教授は、FRBがインフレを2.5-3.0%まで押し下げるために必要なFF金利の水準を4-5%と予想している。
FRBが利上げしすぎになるまで、相当利上げしなければいけない。
3%で十分という考えは、とてもありそうにない。
インフレを2.5-3.0%まで押し下げるのには、4-5%まで利上げする必要があるだろう。
ロゴフ教授がBloombergで、FRBの金融引き締めについてショッキングな予想を述べた。
本当に4-5%のFF金利が必要なら、米国がたどる道とは高インフレの許容か、深刻な景気後退・弱気相場だろう。
かつてIMFチーフエコノミストを務め、著書『国家は破綻する』で財政悪化にともなうリスクを警告した教授は、今後の展開について予見を差し挟まなかった。
FRBがそう決めるかどうかわからないし、そうすべきとも言わない。
どうなるか見ているしかない。