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【短信】インフレ懸念、長期金利上昇の条件:モハメド・エラリアン

アリアンツ首席経済アドバイザー モハメド・エラリアン氏が、米市場においてインフレ懸念が高まる条件について語っている。


もしもこの財政刺激策が講じられ、2月に必要な追加財政刺激策が行われ、FRBが(現行の政策を)継続し、消費トレンドに対して超過的な所得が経済に生じる場合、注入額がGDPの20-25%になろう。
これは、インフレ懸念を高める。

いつまで米長期金利は低位にとどまるかとのCNBCの問いに対し、エラリアン氏が答えた。
月初、長期金利は上昇の気配を見せたが、FRB議長や理事による口先介入によって上昇はいったん止まっている。
エラリアン氏は、今後FRBが金利上昇を回避すべく米国債買入れの対象を変えると予想する。
しかし、GDPの20-25%の資金注入となれば、FRBの長期金利抑制は難しくなるだろうと述べた。

エラリアン氏は、高い市場・インフレ懸念等がある中で、どこに投資すべきか尋ねられている。

現在の市場の中で、どこでリスク軽減を図れるのだろう。
少しリスクを軽減するのに、何を買えばいいだろう。
結局は、何らかの組み合わせを試さざるをえないだろう。

キャスターは金やビットコインを例示したが、いずれもエラリアン氏の意にはそぐわなかったようだ。
特にビットコインについては投機的なプレーヤーが多すぎると、否定的なコメントをしている。
では、エラリアン氏の選択は何なのか。

リスク軽減のために私が最重視しているのが、イールドカーブの短期側だ。
ここはFRBが堅く固定し、コントロールしている。

短期債、つまり広義の現金ということだ。
FRBが政策金利により短期利回りを固定しているため、当面価格下落の可能性が極めて低い。
ただし、これにはほとんど金利が付かず、インフレに勝てないという欠点がある。


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