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【短信】わずかにショートしている:デニス・ガートマン

著名投資家デニス・ガートマン氏が、現状の米国株市場についてコメントした。
米国株は危険な水準・時点にあり、ニュー・マネーを投じるべきでないと話した。


「とても伸びきっている。
法外に伸びきっている。
気絶するほど伸びきっている。
伸びきっている。
私の言葉が明解であると祈っている。」

ガートマン氏がFOX Businessで米株価の水準についてコメントした。
早口に述べ立てた後のいたずらっ子のようなドヤ顔が印象的だ。
現時点からの積極投資は行うべきでないと釘を刺した。

自身のポートフォリオについては、わずかにショートとなっていることを公表。
ショート側はS&P 500先物の売りだという。
ガートマン氏は、現時点でこれ以上ショートを拡大するつもりはないと話した。
事実上、個別銘柄へのエクスポージャーのみを残し、上下の市場リスクを排除したということだろう。

3日公表の米雇用統計は市場予想を上回った。

  • 非農業部門雇用者数増263千人(市場予想185千人)
  • 失業率3.6%(前月から0.2%ポイント低下)
  • 平均時給前年同月比3.2%増

しかし、ガートマン氏は楽観からは程遠い。
雇用統計の予想は難しく、常にサプライズがあるとし、来月は逆に振れる可能性もあると慎重だ。
そして、労働市場が好調であること自体もまた、ガートマン氏にはリスクに映っている。
長く続いた拡大が転換点の到来を連想させるからだろう。

120か月も非農業部門で雇用拡大が続いており、異例の長さだ。
市場価格はアップサイドに向かっている。
注意しろ。
現水準・時点で新たな資金を投資するのは奨めない。


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