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【短信】みじめな老後を避けるための投資:マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、老後資金のための投資アドバイスを求められ、重要な心得を3つ挙げている。


インフレの歴史を紐解くと、まずインフレ懸念があり、いくつかのケースで物価水準が大きく上昇した。
ところが、そこから数年横ばいになる。
そして再び上昇し、階段のような上昇になる。

ファーバー氏がThe Income Generation Showで、米インフレは大きく長く続きうると警告した。
今は急騰の局面で、この後に横ばいの局面が来るが、そこで油断してはいけないとの含意だろう。

ファーバー氏は、老後資金のための投資についてアドバイスを求められ、とても思慮深く現実的な原則を話している。

もう50年前から言ってきたのだが、毎年いくらか貯蓄をし、浪費しないことだ。
人生の幸福とは、それぞれのレベルに存在するものだ。
浪費は助けにならない。
むしろ、借金返済がたいへんになり、人々をみじめにしてしまう。

ファーバー氏のアドバイスは、まさに財産形成の第一歩だ。
一攫千金を夢見て投資を始める人たちの中には、大きな勘違いをしている人たちがいる。
投資をすればお金が儲かり、毎月もっとたくさんお金が使えるのではないか、と考える人たちだ。
実際、投資というのは、それほど儲かるものではない。
もしも、一攫千金を夢見るなら、暗号資産など投機対象、宝くじ、ギャンブルなどに賭ける方が現実的だ。

コツコツ貯蓄し、投資先を分散しなさい。
誰も、ちょうどいい時にミーム株、金鉱株、公共株、債券などに投資し、いつもうまく乗り換えていられるほど賢くない。
規律ある投資、持続的な投資、辛抱強い投資が必須だ。

ファーバー氏は、現在人気の銘柄が将来どのような株価になるのかは誰も予想がつかないと指摘する。
一方で、バリュー株は合理的な株価がついていると話している。


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