投資

【短信】どうしても押し目買いしたいなら:モハメド・エラリアン
2020年2月26日

アリアンツ首席経済アドバイザー モハメド・エラリアン氏が、多くのリスクを警告しつつ、どうしても押し目買いしたい投資家のために投資対象の条件を説いている。


過去うまくいったから押し目買いするというのには絶対反対だ。
・・・今回は違うんだ。

エラリアン氏がCNBCで、投資家の安易な押し目買いを諫めた。
新型コロナウィルスにともなう下落局面で、同氏は一貫して押し目買いをすべきでないと説いている。
エラリアン氏は理由として3つの不確実性を挙げている。

  • 短期的: いつウィルスが封じ込められ、いつ経済が戻るか。
  • 長期的: 中国の発展や脱グローバル化への影響。
  • バリュエーションとファンダメンタルズの乖離。

エラリアン氏は、世界経済のさまざまなところで経済の担い手がリスク回避を始めているという。
金融市場とは異なり、実体経済が突然停止すると再スタートが難しいと指摘、状況はすぐに元に戻るものではないと予想した。
今後の動向を見る上で投資家が注視すべき3点を説明している。

  • 病気の基礎的知識
  • 信頼感の回復: 労働などへの復帰ペース
  • 損害: 企業の損害・格下げなど

エラリアン氏は、値段次第で買えるはずとの問いに対して、バリュエーションはそのレベルにないと答えている。
同氏は、多くの不確実性を覚悟した上で、それでも押し目買いをしたい場合の投資対象を語っている。

強いバランスシートを持った会社で、世界不況にも耐えられる事業モデルと俊敏さを持った会社に集中すべきだ。
他社と同様に打撃を受けてもそれに負けない、意味のある企業は存在するが、とても選択的なゲームになる。
指数を買うような簡単なものではなく、まして脆弱な経済のものではダメだ。


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