海外経済 国内経済 投資

【短信】「株は心配の壁を登る」:ジェレミー・シーゲル

《永遠のブル》ジェレミー・シーゲル教授は、相変わらず手を付けられないほどブルだ。


生産性上昇による利回り上昇を見る限り、財政赤字を心配するとしても、投資先は株式だ。

いつものようにシーゲル教授がCNBCで強気予想を語った。
実質成長の改善は株式にプラスだし、財政赤字は債券にマイナスとの考えだ。

過去数か月でリスク要因が増えようと、論旨は変わらず強気を押し通している。
この日は「AIは本物だ」と断言さえしている。
そうした強気姿勢を受け、最近よくある展開として、キャスターから反論を受けている。
地政学的リスクが短期的に悪影響を及ぼさないかと聞き返されているが、教授はたじろがない。

「地政学的問題は、歴史を振り返った時、通常チャンスなんだ。
・・・
株式の世界で最も有名な言葉が『株は心配の壁を登る』というものだ。」

空に雲1つなく株価が高位にあるよりも、こうしたリスクがある方が長期投資にはチャンスとの考えだ。
もっとも、空に雲1つなくても、シーゲル教授の強気が和らぐことはないだろう。

このインタビューの前段で、番組は日本について言及したようだ。
日本の投資家が米国債を売却することが米市場に悪影響を及ぼすかもしれないとの内容だったらしい。
シーゲル教授は珍しく日本についてコメントしている。

私は(日本に)それほど確信していない。
30年前に日本市場がピークアウトした時、日本市場は米市場と同じ規模だった。
今では小さい。
日本経済と高齢化する人口は凋落傾向だ。
確かに日本は莫大な米国債を保有しているが、日本の力はかつてほどではない。
原因の源として日本を心配はしていない。


-海外経済, 国内経済, 投資
-, , ,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 本文中に《》で囲んだ部分がありますが、これは引用ではなく強調のためのものです。 本サイトでは、オンライン書店などのアフィリエイト・リンクを含むページがあります。 その他利用規約をご覧ください。