モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスの2024年末のS&P 500指数見通し。
(11/13)モルガン・スタンレー マイク・ウィルソン氏ら
2024年末のS&P 500を4,500と予想。
前営業日終値(4,415.24)から1.9%上昇。
つまり、ほぼ横ばい予想。
年初までは逆風が続くが、その後回復が定着するという(Reuters)。
EPSは2024年が7%増、2025年が16%増と予想。
つまり、モルガン・スタンレーは、2024年に株価倍率の縮小を見込んでいることになる。
(11/15)ゴールドマン・サックス デービッド・コスティン氏ら
2024年末のS&P 500を4,700と予想。
前営業日終値(4,495.70)から4.5%上昇。
上昇予想ではあるが、セル・サイドの年間見通し(しかも選挙の年)としてはかなり控えめな数字だろう。
それでも同社は投資家に投資を継続するよう促している。
PERは今後1年19倍(同社が過去フェアバリューと見た水準)を想定(Morningstar)。
つまり、株価はほぼEPSに沿って上昇すると見ている。
ゴールドマンは、マグニフィセント・セブンが引き続きアウトパフォームを続けると予想しているという。
(以下、12/1加筆)
(11/29)JPモルガン
2024年のS&P 500目標値を4,200とした。
企業利益は2-3%増にとどまるとし、現バリュエーションは割高、地政学リスクも高く、景気後退入りもありうるという(Reuters)。