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【グラフ】30年債は1987年以来の動き:ジェフリー・ガンドラック

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が、低下を続ける米30年債利回りについてツイートしている。


超長期債価格がこの1時間のうちに16ポイント上げ、そして8ポイント下げた。
こんな動き方は1987年以来だ。

ガンドラック氏が昨晩、米30年債の荒い値動きについてツイートした。
30年債利回りはついに1%を割る水準まで下がっている。
下がったのも驚きだが、ガンドラック氏は値動きの荒さに驚いたようだ。
1987年の同利回りはどんな状況だったのか。

米30年債利回り(1987年前後)

1987年には利回りがトップを付けた。
今回も利回りがトップだとは思えない。

今回がトップというのは確かにありそうにない。
なぜなら、30年債利回りは(2018年第4四半期から)ずるずる下がる最中だからだ。
トップをつけるには、まずある程度上げないといけない。

ガンドラック氏は事実を紹介しただけで、何も解釈を示していない。
しかし、もう読者はお気づきだろう。
1987年とはブラック・マンデーのあった年であることを。
同年の30年債利回りトップとは、まさにブラック・マンデーなのである。
よくわからないが、債券市場はとてもいやな状況を暗示しているようだ。

ちなみに、ガンドラック氏は7日にも不吉なツイートをしている。

『利回り墜落』の見出しでいっぱいだ。
一部の利回りはそうだ。
しかし、一部は逆に動いている!
重要なのは逆に動いているものだ!

米国債など信用力の高い債券の利回りは確かに低下している。
しかし、社債利回り、信用スプレッドを載せた利回りの中には、それでも上昇しているものがあるのだ。
これでは利下げが刺激策にならない。
ガンドラック氏は以前から、社債利回り上昇が株式市場の重しになると指摘していた。
もちろん、クレジット市場そのものにとっても堕天使を生むいやな展開になりうる。

FF金利が0.0-0.5%になったからといって意味あるかい?
Noだ!
クレジットが格下げされて、ジャンク債の借り手がデフォルトしたら大変か?
Yesだ!


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