【グラフ】銅/金 先物価格比率

Jeffrey Gundlach氏がさかんに金利上昇への危機感を発信している。
ここで、同氏が金利を見通す上で重視しているとされる銅/金の価格比率を見直しておきたい。(浜町SCI)


銅/金先物価格比率
銅/金先物価格比率

銅価格は大統領前後のリフレ・トレードで大きく上昇した後、緩やかに調整した。
それが6月を底に再び上昇に転じている。
原因には


  • 世界の幅広い経済で回復が見られる
  • 弱含みのドル相場
  • 銅鉱山の供給減

などが挙げられ、長く続いた供給過剰状態は解消されつつあるようだ。
供給減については銅特有の現象だが、ドル安は銅にも金にも共通の要因だ。

直近の価格推移を見ると、銅が上昇し金が調整している。
これは世界の経済成長が良好な場合に見られる組み合わせとの指摘も聞かれる。
仮に経済成長の要因が大きいならば、経済成長は実質金利を上昇させ、経済成長はインフレを上昇させる。
そして、インフレは名目金利を上昇させる。
さらに、FRBは金利押し下げの手綱を緩めつつある。

今回、米10年債利回りは2.4%の壁でも簡単には跳ね返されていない。
しばらく注視すべき指標になろう。


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