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グッゲンハイム スコット・マイナード 「真実の瞬間」が近づいている:スコット・マイナード
2020年5月14日

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、米国株はピークアウトしたと明言し、大恐慌の再現になる可能性を指摘した。


コロナウィルスによる感染者数・死亡者数に減少の兆しが見られないうちは、経済は企業倒産・債務デフォルトの増加に悩まされ、自動車・家賃の価格は下落する。
明らかに、現在の危機の最も暗い日々はまだこの先だ。

マイナード氏は、こうした暗い予想を12日にツイートしていた。
そして12日、13日と米国株市場は下げている。
しめしめといったところだろうか。
同氏は13日こうつぶやいた。

株式は明らかに最近の上昇トレンドの天井を打った。
次は、これが1930年の繰り返しになるかだ。

マイナード氏は、米国株が今後は下落傾向に転じると見ているようだ。
それどころか、大恐慌の再来となる可能性にも言及している。
幸いなのは、まだそうなると予想してないことだろう。

マイナード氏は主戦場とするフィクスト・インカム分野についてもツイートしている。

株式が下落するにしたがって、クレジット・スプレッドの真実の瞬間が近づいてくる。

マイナード氏は、それ以上詳しく語っていない。

コロナ・ショックが米国に吹き荒れた時、クレジット市場の中で流動性が干上がるセグメントが見受けられた。
売買が成立せず、たとえ成立しても、大きなスプレッドがついていた。
FRBが社債(投資適格債とフォールンエンジェル)を買い入れる救済策を発表すると、まだ実行していないうちにこのスプレッドは縮小した。
市場はあっという間に織り込んでしまった。

今の株式市場を支えている要因の中でFRBプットの効果が大きいとすれば、株価が下落するとは、FRBの魔法の効き目が小さくなっていくということだろう。
その時、クレジット市場でも魔法が効かなくなると考えるのは当然だ。
だとすれば、クレジット・スプレッドは拡大する。
程度によっては再び投資家は厳しい状況に追い込まれ、発行体は資金調達ができなくなる。
さらりと書かれているが、米経済に広くかかわるなんとも不吉な予言なのだ。


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