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VW:普通の投資家のための安全・賢明な投資法

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ValueWalkが、一般の個人投資家が安全・賢明に投資を行う方法を書いている。
いずれも当然のことなのだが、ついつい忘れがちな点のようにも見えるので、再チェックしておこう。

その4つの方法とは次の通り:

1. 調べ、アドバイスを求めろ

VWは、普通の個人投資家は経験も少ないし知識も少ないと指摘。
個別企業について研究し、あわせてプロのアドバイスを受けることを勧めている。

プロのアドバイスを受けることは悪いことではないだろうが、注意も必要だ。
IFAや(富裕層以外への)プライベート・バンキングが一般的な環境なら別だが、日本で普通の投資家が個々の事情(家族、資産、ライフ・ステージなど)に見合ったアドバイスを得られるとは限らない。
ワンパターンでお仕着せなアドバイスを個別銘柄についてまで受けてしまえば、結果は《うまくいって平均》だ。
(それなら最初からETFでも買った方が手数料の分勝率がいい。)
また、不特定多数に対するプロの推奨には、そのプロの立場に応じたバイアスが加わっている可能性を考えないといけない。

2. ストップ・ロス注文を活用しろ

一般の投資家は四六時中ネット証券のサイトで板を見ていたりしない。
急落で大きな損失を被るのを予防するために、ストップ・ロス注文は便利だ。
指定した価格まで下がると決済注文が出され損切りされる。

3. ニュースをチェックしろ、価格ではない

VWによれば、頻繁に価格をチェックするのは避けるべきという。
価格を見過ぎると入れ込み過ぎの原因となり、感情に流されて売買してしまうことがあるからだ。
価格を見るのは週1-2回にしておき、かわりに興味のある銘柄のニュースに注意を向けることを勧めている。

4. 入れ込み過ぎない

VWは、一夜にして億万長者になるのは不可能であることを認識するよう、投資家に冷静さを求めている。
余裕をもった投資を行うことが肝心として「失ってもいいお金だけ投資する」べきと説く。
投資にギャンブル性があることは否定できない。
だからこそ、節度あるギャンブルと同じように、ベットの金額に節度あるリミットを設けるべきと釘をさしている。

今回のVWのテーマは安全と賢明である。
爆発的なリターンを求めているのではない。
そうした中での個人投資家の投資法とは成功を狙うのではなく失敗を減らすことだ。
明らかに誤った投資判断を下さないよう自らを律する、そうした工夫が重要だ。
明らかに誤った人たちは、少なからぬ授業料を払うこととなり、それが相場の肥やしとなる。
失敗しない人たちは、その肥やしの恩恵を刈り取るのだ。