JPモルガン:QE後に備えポジション調整を

JP Morgan

JPモルガンが、欧州債券についてQE後を見通してポジション調整するよう顧客に勧めている。
ECB追加緩和が予想される中、JPモルガンの推奨はせっかち過ぎとも映るだけに不気味だ。

投資銀行が、谷の向こうを見上げ始めた。
ゴールドマン・サックスは世界経済の拡大期入りを予想FRBが今月利上げする確率を55%と予想している。
Bloombergによれば、今度はJP MorganがQE後を見据えた欧州債券ポジションの調整を勧めている。
世間は、今週にもECBが金融緩和を拡大すると予想しているのにだ。

JP Morganは、ECBの金融緩和が限界に近づきつつあるとの「状況証拠が積み上がりつつある」と主張している。
先週には、「段階的な(政策)見直しの恩恵を受けられるよう、ポジションを選択・調整してきた」といっていた。
自社のポートフォリオ調整を済ませ、今は顧客に追随を推奨しているのだ。
その推奨とは:

  • 欧州周辺国の債券を減らせ
  • 「カーブ・スティープナー」(長期の債券利回りが短期のそれより多く上昇した時に利益が得られるポジション)を買え

JP Morganは、欧州でのイールド・カーブのスティープ化を予想している。
信用リスクについても期間リスクについても、リスク・プレミアムが拡大に向かうと見ているのであろう。