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Fox:投資家が知っておくべきビットコインの3つの真実

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Fox Business(Motley Fool配信)が、ビットコインをはじめとする仮想通貨について3つのポイントを指摘している。
仮想通貨の将来は、ファンダメンタルズ分析手法が確立できるか否かにかかっているようだ。

指摘された3点は次のとおり:

  1. 仮想通貨はビットコインだけではない
    世界には870を超える入手可能な仮想通貨が存在し、時価総額の合計は1,110億ドル(約12兆円)を超える。
    いずれが生き残るかは、ビジネスへの活用の容易さが決める。
  2. 実際にブロックチェーンを活用している企業を探せ
    仮想通貨だけでなくブロックチェーン技術まで広げて、実際に活用している企業を物色するとよい。
    その方がより「地に足がつき、理解しやすい」。
  3. 投機に注意せよ
    仮想通貨のファンダメンタルズ分析が確立されない限り、その価値は投機によって支配される。
    「もちろん、オランダのチューリップ・バブルが教えるように、資産価格は永遠には上昇しない。」

仮想通貨にファンダメンタルズは存在するか

興味深いのは最後のポイント。
仮想通貨についてファンダメンタルズ分析の手法が待望されている点だ。
ビットコインは兌換通貨ではない。
また、中央銀行や政府など発行体のバランスシート(あるいは徴税権)という裏づけを持つ不換通貨とも事情は異なる。
ビットコインでは、発行の対価は資産(中央銀行などが引き換えに取得する資産)ではなく費用(マイニングで費消される電気代など)である。
マイニングがなされた時点で、その費用はsunk costになるのに、それが価値をアンカーできるのだろうか。
(引き当てのない)仮想通貨に合理的なファンダメンタルズ分析が確立される時は来るのだろうか。

自分で理解しろ

Motley Foolのスタンスは総じて慎重だ。
ビットコインは行き詰っているとし、投資家は自分自身で理解するよう努めるべきと諭す。

「強気派は、ブロックチェーンがビジネスにとっての莫大な将来価値を解放し、供給量が限定されているためインフレに強い価値の保存手段としての金を置き換えると主張する。
弱気派は、投機家が価格を持続不可能な水準まで押し上げ、必要な調整がすぐに来ると主張する。」

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