市場下落に備えるジョージ・ソロス

ジョージ・ソロス

ジョージ・ソロス氏の投資ファンドSoros Fund Managementが四半期報告書13FをSECに提出した。
前回(3月末)と今回(6月末)の運用資産の変化から、ソロス氏が米国株にネガティブな様子が読み取れる。

毎回注目されるのは、米国株ETFと金関連のポジションだ。

  • 米国株ETF(SPDR S&P 500 ETF)のプット: 2.1百万個 → 4.0百万個
  • Barrick Gold株: 263百万ドル → 22百万ドル
  • 金ETF(SPDR Gold Trust)のコール: 1.0百万個 → 0.2百万個

米国株下落のヘッジと見られる米国株ETFのプットは倍増となっている。
弱気な経済見通しを反映したリバランスであろう。
一方、安全資産としての選択肢と思われる金関連ではポジションをほぼ解消している。

こうした変化は前回報告書でもすでに表れていた。
かつて投資からの引退を宣言していたソロス氏だが、Brexitが迫る6月、突如トレーディング・ルームへの復帰が報道された。
Brexit後には欧州議会で発言し、Brexitによってリーマン級の危機が起こる状況が出来上がったと語っている。

内容を一部修正しました。