ラリー・フィンク:米市場の2つの悪材料

Blackrock

資産運用の世界最大手BlackRockのCEO、Laurence D. Fink氏が、米市場の下落を懸念した。
財政政策が実施されなかったり、EUがさらなる分断に向かうなら、米市場は15%下げるという。

フィンク氏は米市場が15%下落の瀬戸際に立たされているという。
その引き金を引く原因は2つ:

  • 米政府が積極的な財政政策を進めない
  • 欧州での(EU脱退の)国民投票で脱退の結果が出る

一方、政府が経済刺激に拍車をかければ、10%上昇もありうるという。

フィンク氏は、世界中の低金利が預金者や年金を苦しめていると指摘する。
文字通り、金融抑圧である。
一方、資本を調達する側は大きな恩恵を受けている。
金融政策が、望ましいとは思えない富・所得の移転を引き起こす。

「世界中で怒りが満ちている理由の一つはこれだ。」

そしてもう一つの懸念が欧州だ。
Brexitが火をつけたEU崩壊劇は食い止められるのか。
フィンク氏は、欧州がこの数年で最も危険な状態にあると語っている。