ピーター・シフ:金融政策の重みで経済が崩壊する

ピーター・シフ

Euro Pacific CapitalのPeter Schiff氏が運用する株式ファンドが好調だ。
2015年の苦戦が嘘のように、年初来35%のリターンを上げ、カテゴリー内で第2位の成績となっている。

リターンを牽引したのは、構成比28%に上る金へのエクスポージャーだ。
投資した金関連株の中には100%以上のリターンを上げているものもあるとCNBCは伝えている。
終末博士とも呼ばれるシフ氏の独特の投資手法が、今年の市場展開にぴったり合致したようだ。
シフ氏は、FRB金融政策の化けの皮が剥がれるとして、今後も金が選好されると強気だ。

「刺激策が礎を築いてきた。
それ自体の重みで、経済は最後には崩壊する。

FRBが言うほど経済は強くなく、利上げを進められないことの証拠はいくらでもある。
私のような評論家が警告してきたように、災難が起こると信じている。」

シフ氏は、エコノミストや商売人というより社会活動家だ。
その発言・行動は、環境変化とは関係なく一貫している。
足元の環境で得をしようが損をしようが、投資戦略を変えることはない。
目論見書の段階で、そのファンドの成否はほぼ決しているのである。

「2014-15年には逆風を予想していたが、わが社は一貫して投資プロセスを進めてきた。
・・・
我が社は依然一貫しており、現在、改善が得られている。」