バイロン・ウィーン:2017年は金利上昇の年に

バイロン・ウィーン

Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が広範な投資機会についてコメントしている。
金利は上昇への転換期にあるものの、株式の弱気相場入りを心配する理由はまだ見られないという。

ウィーン氏はインドETに対し、広範な投資テーマについて語った。

英国株・欧州株について買いを推奨している理由
「英国と有効な二国間協定を結ばなければ、欧州も多くのものを失うことになる。」

新興国市場には前向
「新興国市場はとても重要で前向きな展開を遂げており、拡大する中間層を有している。
・・・
コモディティの強みは新興国市場の長所の一つ。」

原油価格に慎重
「在庫とイラン・イラクの増産のため、原油価格は警戒せざるを得ない。」
・・・
30ドル台まで下げるかどうかはわからないが、近いうちに50ドルを超えるとも思わない。」

金利は上昇へ

ウィーン氏は世界の債券の長期サイクル(価格上昇・利回り低下)が転換期に差しかかっていると見ている。
そのため、先進各国の国債をポートフォリオに入れていないという。

「新興国の国債はいくらか保有しているが、英国債も米国債も保有していない。
2017年には金利が上昇する可能性が高い。」

株式の弱気相場の兆候はない

ウィーン氏は、米株式市場が弱気相場入りするとの見方には否定的だ。
弱気相場入りの兆しとされる現象が何も見られないためだ:

  • FRBが強気で逆イールド・カーブ
  • 在庫が積み上がる
  • 株式市場の熱狂

今のところ、いまだいずれの兆候もみられないという。