バイロン・ウィーンの大統領選予想

バイロン・ウィーン

Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が大統領選を占い、勝敗ごとに市場への影響度を予想している。
ウィーン氏は選挙でもゴルディロックスを予想し、その場合、市場はすでに織り込み済みだという。

ウィーン氏が、米大統領選の市場への影響についてインドETに語った。

「クリントン勝利なら市場は織り込み済みだが、トランプ勝利なら織り込みはまだなので悪影響が及ぶ。
クリントンが選挙人を300程度取れば、市場の期待通りであり、市場の反応も大きくないだろう。
私はこれを予想している。
クリントン大勝かつ民主党が議会で与党を取るようなら、方向は定かではないが、市場の反応は大きくなる。
民主党が過半数ならややネガティブな捉え方をされるのではないか。
他方、トランプ勝利なら、市場の反応は極めてネガティブになる。」

ウィーン氏は米市場について、やや弱気に傾いているようだ。
米国株はすでに高値圏にあり、12月にFRB利上げが予想される点を理由に挙げている。

FRB利上げについては、今年が12月の1回、来年は「データ次第」だとして

  • 「ないとは思うが」経済が力強く回復すれば2回以上
  • 現状並みを続けるなら2回以下

の利上げが見込まれると予想。
米経済データだけでなく、日欧との金融政策のダイバージェンスもFRB利上げの妨げになりうるという。

米経済・米市場に強気になれないウィーン氏は、現状が趨勢的停滞であると言う。
戦後3%程度だった経済成長が、リーマン危機後には2%でやっとになったと指摘、今後数年はこのペースが続くと予想している。