スティグリッツ:みんなが得するはウソ

ジョゼフ・スティグリッツ

ジョゼフ・スティグリッツ教授が、米国で一部噂されるTPP批准の駆け込みを牽制した。
TPPは大企業だけを利する誤った内容になっていると指摘した。

スティグリッツ教授が、TPP批准を「全くの誤り」と評している。
TPPは単に大企業を喜ばすだけで、一般市民の利益にはならないという。

「TPP推進派は、TPPがみんなの利益になると言う。
現実は、一部のみに利益をもたらし、ほとんどの人を取り残してしまう。」

TPPはオバマ大統領が推進してきた自由貿易等の枠組み。
かつて、ビル・クリントン大統領(当時)はNAFTAの交渉をまとめ、ヒラリー氏も国務長官時代には自由貿易に前向きだった。
ところが、今ではヒラリー氏もトランプ氏もTPP反対を唱えている。
スティグリッツ教授は、ヒラリー氏陣営のために経済・貿易についての助言を行っている。

オバマ大統領には、あとワン・チャンス残っている。
大統領選直後の数日間開く、「レイム・ダック」国会がそれだ。
スティグリッツ教授は、この可能性に怒っている。
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「まったくバカにしてる。
レイム・ダック国会で滑り込ませようとするのは、全くの誤りだ。」

教授は、自由貿易自体には反対しないが、TPPの内容は間違っていると主張する。
一方、トランプ候補の考えは「保護主義」の方に行き過ぎていると評した。
スティグリッツ教授は、だまされないよう警告する。

「みんなが得するというようなレトリックは、ウソだ。」

なるほど、こういうウソを私たちはしばしば耳にする。