ジム・ロジャーズ:心配しろ、心配しろ

ジム・ロジャーズ

冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、ドイツ銀行の信用不安についてコメントしている。
仮にドイツ銀行が破綻するようなことになれば、EUは崩壊しかねないとの見方だ。

ロジャーズ氏はロシアRTのインタビューで、ドイツ銀行のバランスシートの脆弱さを指摘した。
オン・バランス/オフ・バランス両方で「驚異的な債務を抱えている」という。

「救済を受ければおそらく生き残るだろうが、さもなくば私たちは今後数年大きな問題に直面するだろう。
以前言ったことだが、大いに心配しないといけない。
西側諸国は今後数年、数多くの問題を抱える。
心配しろ。」

仮にドイツ銀行が破綻する場合何が起こるかと尋ねられ、ロジャーズ氏はEU崩壊と答えている。

「欧州の銀行の多くは問題を抱えている。
ドイツ銀行が破綻すれば、それが終わりを迎える。」

ドイツ銀行が破綻すれば、他にもたくさんの銀行が破綻することになるといい、それがより大きな災いを呼びよせるという。

「1931年、欧州の一銀行が破綻したとき、それが最終的に大恐慌につながり、第二次世界大戦につながった。
心配しろ。」

ドイツはこれまでモラル・ハザードを嫌い様々な状況で厳格な規制を敷いてきた。
それが今ドイツにとって諸刃の剣となって返っている。
余裕のある国が自国の主要銀行を救済できないでいる。

「ドイツがこれまで銀行を救済しないと言ってきたのは正しい。
しかし、もしも突如として救済すれば、諸外国は反発し政治家が大いに活躍するはずだ。」