ジェレミー・シーゲル:進む地殻変動

ジェレミ・シーゲル

ウォートンの魔術師Jeremy Siegel教授が、投資家に起こりつつある大きな地殻変動を指摘した。
株式は今やインカム・ゲインを得るための資産なのだという。

シーゲル教授はあいかわらず強気だ。
史上最高値圏にとどまる米国株のバリュエーションを「とてもリズナブル」と評価している。
その一方、教授はリスク要因も3つ挙げる:

  • 停滞している企業収益が改善に向かうか
  • 米大統領選の不透明感
  • FRB利上げ(12月に利上げし、さらに利上げを見込むか)

こうしたリスク要因の前で、どうして米国株は「とてもリズナブル」と言えるのか。

「この低金利の中で、予想PERは18倍程度しかない。
・・・
益回り5.5%はいい投資だ。」

問題は、何をもって益回り5.5%をいい数字というかだろう。
債券と比べれば高いということになるが、それは株式リスクに対する当然のプレミアムが載っているにすぎない。
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「低成長は希望の光」とシーゲル教授は話す。
低金利の一因は、企業が投資をしようと確信できる技術が見当たらないためとし、結果、株主への還流が増えていると指摘する。
この株主還元こそ希望の光なのだという。

「おそらくこの50年間で初めて、人々が株式をインカム・ゲインを得るための将来必要な資産と考え始めている。
大きな地殻変動が起こっている。
そして、1957年以前はそういうものだったんだ。」