ゴールドマン:2017年の株式市場

Goldman-Sachs

米ゴールドマン・サックスがトランプ政権下での米国株市場を占った。
第1四半期までは期待感が株価を上昇させるが、その後は恐怖が勝るようになって調整に向かうというもの。

恐怖と希望の交錯

ゴールドマンの米市場に対する強弱あいまった見方をYahoo Financeinteractive investorが伝えている。
トランプ次期大統領は恐怖を煽って選挙に勝ったのに、米市場は希望を見つめて買い上がっているという。

「米国株投資家はドナルド・トランプが勝った選挙以来『恐怖より希望に』注目してきた。
皮肉なことに、多くのコメンテーターは、トランプの選挙用のレトリックが『希望より恐怖に』注がれてきたと考えている。」

上げて下げる

市場をとりまく政権への恐怖と希望の強弱関係が来年の米市場を動かすというのがゴールドマンの見方だ。
政権への見方が変化し、恐怖と希望の強弱が変化することで売りと買いのバランスが変化し、2017年は米国株市場は活況となるだろうという。
ゴールドマンの相場観(S&P 500)はこうだ:

 現状  2,200
 3か月後  2,400
 6か月後  2,350
 1年後  2,300

年後半に調整が入るものの、それでも2017年末は現水準より4.5%前後高い水準で終わると予想されている。

「1月20日に就任後、わが社ワシントンのエコノミストは当初100日のうちに多くの政策が打ち出されると予想している。
見込まれる法人減税、海外に留保された企業の現金の回金、規制緩和、財政刺激策については、すでに投資家はEPS見通しを上昇修正している。」

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