ゴールドマン:金は1,250ドルを大きく割ったら買い

Goldman-Sachs

ゴールドマン・サックスは、金が1,250ドルを大きく割れば絶好の買い場になると指摘している。
理由として、依然リスク回避のための金需要が堅調であることを挙げた。

FRBの利上げへの執念やBrexitなどが、年初からの金価格上昇を演出してきた。
金は、世界経済のリスクや中央銀行の能力の限界などに対するヘッジととらえられ、需要を伸ばしてきた。
それが、調整局面を迎えている。

年初よりの金価格

この押し目を見て、ゴールドマンは買い場を待ちかまえろと勧める。

「1,250ドルより大きく売り込まれれば、ストラテジックな買いの機会になるだろう。
世界経済の成長には大きなダウンサイド・リスクが残っており、潜在的な成長にかかわる危機に対処するための金融政策の能力について市場の心配が残ると思われるからだ。」

ゴールドマンは、調整が済んだのちの年末までの金相場については中立の見通しを示している。
最近の金価格下落でも、ETFの売りが見られない点を指摘している。

「金下落を引き起こしたのは、現物の金を保有するETFが売却したからではないようだ。
現物の金を持つETFの強い牽引力や金の延べ棒の需要は2016年中続くだろう。」