ゴールドマン・サックス:ドル円はジャクソンホールに要注意

Goldman-Sachs

ゴールドマン・サックスが、26日に予定されるイエレンFRB議長の講演の外為市場への影響を予想している。
発言に何かサプライズがあれば、英ポンド・日本円・NZドルが最も大きく影響を受けるという。

市場が様子見を続けている。
世界的に金融政策の限界が噂される中、将来へのヒントとなりうるイベントが控えているからだ。
26日のジャクソンホールでのイエレン議長の講演、9月の日銀金融政策決定会合での「総括的な検証」である。

「最近のFRBのコメントは明らかにハト派的だ。
さらに、今年について言えば、FRBのコミュニケーションは一貫性を欠いていた。」

FRBは口では利上げを言い続けていたが、今年はまだ利上げできないでいる。
市場では、利上げする・利上げできない・緩和に逆戻りするとさまざまな勘繰りが存在する。
つまり、市場のFRB政策に対する期待は、幅広い確率分布を持っているわけだ。
もしもイエレン議長が金融政策の先行きについてより具体的に言及すれば、この確率分布がシャープなものになるはずだ。
その結果、為替レートには何が起こるのか。

イエレン議長の講演について、ゴールドマンが為替レートへの影響を予想している。

「ポンド・円・NZドルは、金曜日(講演の日)のサプライズ・イベントに最も反応しやすい。」

ゴールドマンは、米ドルと他の通貨の2年もの金利差と為替レートの関係を検証した。
結果、過去3か月、ポンド・円・NZドルの3通貨で特に感応度が高くなっているという。