グリーンスパン:経済成長のための社会保障改革

アラン・グリーンスパン

グリーンスパン元FRB議長が、年金受給資格の引き上げを求めた。
金融政策は限界に達し、社会保障改革なくしては、経済の潜在成長率改善に必要な投資や生産性向上が進まないという。

トランプ米大統領選共和党候補がイエレン議長に牙をむいたことについて、イエレン議長はただ我慢するしかないとCNBCで語った。

「大いに(イエレン議長に)同情する。
自分も長い間そうだった。」

トランプ氏は、FRBが利上げを躊躇している理由について、オバマ政権の経済政策を糊塗し、クリントン候補を援護するためと批判している。

「本質的な問いは、FRBが動くべき時に躊躇するのかだ。
私の答えはNoだ。」

グリーンスパン氏は、必要に迫られればFRBは政治日程に関係なくなすべきことを実行すると信じている。

グリーンスパン氏は日欧のマイナス金利政策に対して批判的だ。

「マイナス金利が長引くと、多くの金融仲介者が廃業していく。
彼らはぎりぎりのところに追い込まれている。」

FRBをはじめとする中央銀行は、財政の助けなしにやれることはやり尽くしたというのがグリーンスパン氏の認識だ。

「やらなければいけないのに誰も触れたがらないのが、米国における年金受給資格引き上げだ。
それをコントロールできない限り、米社会は資本投資、そして生産性に継続的な下降圧力を受ける。」