ガンドラック:FANGsを避けろ

ジェフリー・ガンドラック

新債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、FANGsなどテクノロジー銘柄への投資を控えるよう推奨した。
トランプ氏を最も強く憎む企業群がつけをはらわされる時が来たと語った。

ガンドラック氏の15日のウェブキャストの詳報。
主な主張は浮かれるなということだったが、Fortuneは、ガンドラック氏がFANGs(Facebook、Amazon、Netflix、Google)株の大きな下落を予想した点をクローズ・アップしている。
トランプ氏が米大統領選で勝利した今、FANGsのようなテクノロジー銘柄は極めて危険だとガンドラック氏が語ったという。

「FANGsは絶対に避けたい。
FANGsのファンダメンタルズを支えていたものが先週(大統領選挙で)失われてしまった。」

FANGs株価は今年大きく上昇したが、大統領選でトランプ氏が追い上げるようになると下落に転じた。
クリントン候補の勝利確率とFANGs株価が連動した現象について、ガンドラック氏は

「FANGsの動きを見れば、市場はトランプ勝利を予想していたと言ってもよい。
・・・
敗れた体制と相関のあるもの(FANGs)には賭けない方がいい。」

と語り、FANGsを避けることを推奨した。
この背景には、債券と株式のトレード・オフについてのガンドラック氏の考え方があるようだ。
債券の売りが続いたとしても、株がいつまでも上がるとは考えていないのだ。
一方、債券にリバウンドの買いが入れば、株は売られてしまう。

「まさに、リスク資産はルーズ=ルーズの状況だ。」

株価倍率を見ればわかるように、FANGsのバリュエーションは「信じられないほど高い」。
下げとなれば、そのペースはきつくなってしまう。

さらに、ガンドラック氏は、FANGsらが選挙中にトランプ批判を繰り返していた点を挙げる。
トランプ氏が唱えた移民・保護貿易などの政策を厳しく批判していた。
そのトランプ氏が勝利し、政策が実行に移される中、FANGsへの逆風が強まるのは想像に難くないという。