ガンドラック:米インフレは4月までに3%超へ

ジェフリー・ガンドラック

新債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏の25日講演についての続報。
各メディアから注目されているが、今回はFinancial Advisorから内容をいくつか紹介する。

2018-20年はハリケーンの目

FAは、強い危機感のこもったガンドラック氏の言葉を伝えている。

「今後3-5年の間、私たちはハリケーンの目に入る。
2018、2019、2020年は用心だ。」

米金融政策が本格的な転換を迎える可能性があるのに加え、連邦政府の財政悪化が予想されるのを踏まえたものだ。
現在の金融政策サイクルは9回裏に差し掛かったという。
しかし、市場はFRBのゆくえを見通しかねている。

高圧経済の解釈

ガンドラック氏は、最近イエレンFRB議長が口にした「高圧経済」という言葉について解説した。
ガンドラック氏の解釈は、イエレン議長がインフレと失業率の目標を変更し、金融緩和をフォワード・ガイダンスしてきたより長期化しようとしているというものだ。
日銀で言えば、オーバーシュート型コミットメントの導入であろう。

「『高圧経済』という言葉はブルッキングス研究所の論文に出てくる。
高圧経済は4%以下の失業率で機能するとなっている。
つまり、イエレン議長は目標を5%から4%に引き下げたわけだ。」

ガンドラック氏からすれば約束破りに見える変更を静かに進めようという動きを批判したものだ。

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