エラリアン:2017年までの米国株見通し

モハメド・エラリアン

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が、2017年までの市場見通しを示した。
従前の見方を踏襲、ボラティリティ上昇と流動性枯渇がリスク要因と説明した。

Business Insiderが市場動向について4つの質問をエラリアン氏に投げかけている。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
Q1. 2017年末までにFRBが利上げする回数は?

  • 予想は極めて難しいが、強いて言うなら年内1回、2017年2回
  • 利上げを後押しするのは強い労働市場、緩慢なインフレ、低金利が金融安定を脅かすとの認識
  • 逆風となるのは成長を阻害する構造的要因、中立金利低下、弱い海外経済
  • 今回の利上げサイクルの幅は極めて小さくなる

Q2. 大統領選挙の市場への影響は?

  • 2つの極端な結果のいずれかが発生した場合、市場はBrexit後のようなことが起こる
    • 民主党が上下両院で過半数を取ること
    • ドナルド・トランプが勝利して、すぐに中国・メキシコに報復関税を課すこと
  • それ以外なら市場は平静を保つだろう

Q3. 選挙以外のリスク要因は?

  • 欧州の政治イベント、特に12月のイタリアの国民投票、来年の独・仏選挙

Q4. 米国株の2017年の見通しは?

  • 株式は今年よりボラティリティを増す
  • ありそうになかったことが実現し、中央銀行が金融市場のボラティリティを抑えきれなくなる
  • そうなればトレーダーや投資家は市場の流動性枯渇の可能性を軽視していたことを思い知らされる