エラリアン:今は手じまえ

モハメド・エラリアン

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が、6日後に迫る米大統領選にコメントした。
エラリアン氏は2つのリスク・シナリオを挙げている。

「今は、公開市場へのエクスポージャーを減らすべき時だ。」

エラリアン氏は、市場が常ならぬ政治・金融・経済・制度上の不確実性にさらされているとCNBCで語った。
ポートフォリオに占める現金の割合を通常より多くし、運用方針もタクティカルにすべきと勧めている。

一方、投資家から中央銀行側に視点を移しての発言では、12月のFRB利上げが見送られれば金融市場の安定が揺らぐとも警告している。

「(過去)FRBが利上げしなかった理由は理解する。
しかし、私がFRBならそれでも利上げしていた。

経済はまだ1.5-2.0%成長と、さほど悪化していない。」
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大統領選挙については、エラリアン氏は、ヒラリー候補勝利なら市場にプラスと予想。
逆に、2つのリスク・シナリオ:

  • トランプ勝利で保護主義が台頭
  • 大統領選も議会選挙も民主党勝利

のいずれかなら市場にマイナスになるとの予想だ。
いずれの場合も、大きな変化が起こる。
トランプ候補については、その主張の不整合が明らかだから、心配されるのは当然だ。
一方、米民主党が大統領・上下院過半数を取ることについても不安が高まっている。
変化を嫌う市場がチェック・アンド・バランスを望んでいる様子が現れている。