エラリアン:不況を回避するための3つの条件

モハメド・エラリアン

政治の不作為が続くなら米経済は不況入りすると、独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が警告した。
不況回避のための3つの政策を提言している。

エラリアン氏は、世界が過度に中央銀行の金融政策に依存していると強調した。
そして、その原因がリーマン危機後の人々のマインドにあるという。
人々があまりにも「循環的な観点」でモノを考えているからだという。

「私たちの社会は、成長のエンジンとしてのファイナンスを重視しすぎた。
2008年までは民間のファイナンスに依存し、2008年以降は中央銀行に依存している。
私たちは、包括的なやり方で経済成長を遂げることを忘れてしまっていた。」
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エラリアン氏は、米政府が経済政策に前向きでなかった点を批判し、「いつまでも無関心を続ければ、低成長は不況に進展してしまう」と警告する。
そして、政府がとるべき3つの施策を提示した:

  • 税制改革
  • 学生ローンなどの債務過多問題への対処
  • インフラ整備を本格化し、道路・橋梁・運輸システムを改修

オーソドックスな議論だが、一つ目を引くのは学生ローンへの言及だろう。
米国では学費高騰などによる学生ローン負担が社会問題化しており、エラリアン氏は以前からこの点を指摘していた。