エラリアン:まずは先行した期待に追いつく必要

モハメド・エラリアン

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏は、トランプ政権の当初の仕事が共和党と合意のしやすい政策に限定されると予想した。
賛否両論ある政策については、幸か不幸かその次の話になるという。

エラリアン氏はCNBCで、トランプ次期大統領の政策実行の順序について予想している。
より政治的な困難のつきまとう政策に取り組む前に、経済政策で実績を上げる必要があるという。
トランプ政権は当初、上下両院の共和党が歓迎する政策を優先させるという読みだ:

「トランプ氏は税制改革(企業・家計)に取り組む。
再び規制と向き合い、規制緩和をもくろむ。
オバマケアは台無しにしてしまう。
大規模なインフラ投資を進める。
エネルギー産業の改革にも目を向けるだろう。」

こうした政策で経済成長の基礎を築かない限り、大統領選後の市場の上昇を裏づけできないとエラリアン氏は語る。
11月の市場急伸は期待先行であり、これが持続可能となるかは、トランプ政権の実績次第だ。
このハードルを超えない限り、政治的抵抗の強い通商政策・移民政策は進められないというのがエラリアン氏の見方だ。

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「ムニューチン氏は正しい。
金利は過去より低くなるだろう。
しかし、市場が高成長・高インフレの見込みを織り込んでプライシングするにつれ、金利は上昇する。」

エラリアン氏は今後もFRBのフォワード・ガイダンスに注意して耳を傾けるべきと語っている。